こんにちは、さくらです

13日(土)の新聞に「私立高教員37%非正規」という記事が載っていました
文部科学省の調査によると、2011年、全国の私立高校では非常勤、常勤講師の比率が全体の36.8%を占めているそうです
それは、公立高校(19.7%)の倍近い比率です

1年以下の契約の先生では、責任を持った指導を継続的に行うことは難しくなるでしょう
赤点をつけて留年させても、来年も自分が指導できる保証はないのですから
部活動の顧問を引き受けることも難しいでしょう
(監督が1年ごとに変わってはチームが強くなるわけありません)

「少子化」「長引く不況」、そして「公立高校無償化」と、私立高校の置かれた状況には厳しいものがあります
学校側は「質の維持」と「人件費抑制」のバランスに頭を痛めていることでしょう

しかし、講師が多くなったからといって、必ずしも授業の質が下がるわけではありません
「講師が多い」=「若い先生が多い」ということですから、やりようによっては学校を活性化させることだってできるでしょう
(中には若くない講師もいらっしゃるでしょうが・・・)
そこは頭の使いようです、逆境を「次の一歩」に転じられる学校が数多く出てきてくれることを期待します

ところで、納得いかないのは、なぜこの時期に文部科学省がこのような発表を行うのかということです

今、受験生は三者面談を目前に控えて志望校の絞り込みの真っ最中です
この時期にこんなデータが出てしまえば、「高い授業料を払うのに先生が非正規なんて、私立を受ける意味なんてあるの?」と思っても仕方ないでしょう
これは私立高校にとって大きなダメージです

文部科学省は監督官庁として事態を打開する立場にあるのに、私立高校の経営難に追い打ちをかけてどうしようというのでしょうか
私学は私企業だから関係ないとでもいうのでしょうか

高校受験において、私立高校の果たす役割は小さくはありません
公立志向の強い千葉県においても、私立抜きの高校受験は考えられません
私立高校が各々の役割を果たすことで、公立高校も存在していけるのです

公立も私立も、国民、県民のための教育機関として健全な教育が行われる必要があります

文部科学省の「影響を考えない行動」には、国民の教育を担っているという責務の重さを理解していないとしか思えません
「教育は国の礎」「子供は国の宝」です
未来の日本と世界を作る子供たちのために、よりよい教育機関を育てていく監督官庁であってもらいたいと願います


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