「その教育は何のため?」

2012/06/25 Mon 03:49

こんにちは、さくらです

先日、昭和学院秀英中高の塾対象説明会に行ってきました
学校長や学年主任の先生のお話は主旨がわかりやすく、「真面目な学校だな」という印象を持ちました
あらためて、昭和秀英は「コツコツ型」の生徒にすすめられる学校だと感じました

ただ、「作文指導」「朝自習」「補習・講習」など、先生方が頑張っているのはわかるのですが、何か「至れり尽くせり」な感じがしてしまうのです
上位校の生徒に「ここまでしてあげる」必要があるのかと

それは昭和秀英だけのことではありません
例えば、県船橋高校のホームページに掲載されている「学年通信」を見ても、「毎日決まった時間に勉強する習慣をつけましょう」などと小学生に話すようなことが書かれています
(同校の学年通信は受験生にも大変参考になることが書かれています、同校ホームページの「学年関係」に置いてあります)

私もふだん中学生と接していますから、今の子供は「与えられ慣れて」いて、言わなければ自分からは動かないだろうことは理解しているつもりです
しかし高校は義務教育ではなく、社会人になるための準備期間です
「言わなければ動いてくれない」、「動いてくれなければ結果を出せない」、「結果を出すためには言わざるを得ない」では、生徒たちはいつ自主的な行動を身につけるのでしょう
いつまでも至れり尽くせりに与えていたら、使えない「指示待ち人間」になってしまいそうです

進学指導重点校は重点校としての結果を求められ、私立高校は大学実績が学校の評価に直結するからとはいえ、「一流大学」に「指示待ち人間」を送り出すような高校でよいわけはありません

親は我が子の大学進学を心配して「めんどうみ」を望むかもしれません
しかし、子供の未来は親と本人のためだけにあるのではなく、社会全体のためにもあるのです

自分で考えて行動できなければ、社会に貢献できる人間になることはできません
進学校といわれる「明日のリーダー」を育てるための学校が、与えられることに慣れきった人材ばかり輩出したなら、この国の将来は迷走するでしょう
(現在の「決められない政治」を見ていると、もしかしたら、もうその傾向は現れ始めているのかもしれませんが・・・)

昨年の大震災で多くの人々を救ったのは、国・自治体・企業といった「組織」ではなく、「地域のリーダー」=「個人」の活躍によるものでした
県船橋や昭和秀英といった県内上位校は、地域を支えるリーダーを育てる学校でしょう
自校の卒業生が緊急事態に遭遇したとき、小さなコミュニティーを束ねて臨機応変に判断・行動できるような、そういう人作りをしているのかどうか、もう一度考えてもらいたいように思います

・・・ただし、昭和秀英は中高一貫校ですから中学生も在籍しています
中学生には正しい方法を学ばせるために、ある程度、手取り足取りの指導が必要でしょう
そういう意味では、多少、至れり尽くせりに感じるのも仕方ないかもしれませんね


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