9月28日の朝日新聞朝刊に「公立中高一貫校は必要か」という記事が掲載されていた。
私立校の校長、公立一貫校の校長、教育学者が、それぞれの言い分を語るという記事だ。
私立校の校長は「民業圧迫」だと言い、公立校の校長は「公立ならではの一貫教育がある」と言う。
平行線の議論は予想通りだし、教育学者の言い分は「賛成派」か「反対派」かで、全く逆の論調になるに決まっている。

それでも、ここで取り上げるのは、私立校の校長が「渋谷教育学園の理事長」で、公立校の校長が「県千葉中高」の校長だったからだ。

全国でも有数の公立進学校である県立千葉高校が、県内県立初の中高一貫校になることは、誰が見ても「反則」だった。
記事の中で、千葉中高の校長自身が「中高一貫教育で「東大合格者を増やそう」という議論もあったが、それが公立一貫校の果たすべき役割なのか」と我々は考えた、と述べているが、学校関係者がどう考えていようと、まわりは「東大実績の向上が目的でしょう」と思うだろう。

「反則」を犯した県千葉中高と、その競争相手である渋谷幕張をぶつけたら、平行線の「勝手な言い分合戦」でも、面白くなるに違いないと朝日新聞は考えたのだと思う。
全国的に見ても、県千葉中高と渋谷幕張の「対決」は記事になるということだ。

九段中等教育学校の問題が出てきて、「全国一」校内でのレベル差が大きいであろう県千葉中高は、ひときわ注目をされている。(さらに、高校入学者とのレベル差は、もっともっと大きいのだ)
県教委や県千葉中高関係者は、相当、心してかからないと、全国から非難を浴びることになるだろう。
(ただでさえ千葉県は、県庁の裏金問題など「ダーティー」なイメージが付いてしまっているのだから。)


スポンサーサイト
学校教育 | コメント(3) | トラックバック(1)
 | HOME | Next »