こんにちは、さくらです

進学コラムにも書きましたが
平成30年度の公立高校入試日程が発表されました
(平成30年度は現中2生が受験する年です)

前期・後期の2回入試は今度で終わりじゃないか
なんて期待を持っていたりもしたのですが・・・
あっさり裏切られました

高校入試改善協議会の資料を見ても
教育活動への悪影響が大きいだけで
2回の選抜を行う意義はほとんど見出せず
学校関係者は一本化希望の大合唱です

教育現場に負担を強いて
受験生に負担を強いて

誰も幸せにしない
誰も望まない

そんな入試制度をなぜ続けるのでしょう

やめたいのにやめられない・・・
太平洋戦争末期の日本のようです

お役人の仕事って
そういうものなんでしょうかね


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入試の一本化に向けて

2015/12/02 Wed 03:12

こんにちは、さくらです

県教委のホームページ
「平成27年度千葉県公立高等学校入学者選抜方法等改善協議会(第2回)の結果」
が掲載されています
「28年度以降の公立高入試をどのようなものにしていくのか」ということが主題の協議会です

協議結果の概要は後日掲載ということですが
資料を見ると話の中心は複数回入試の是非についてだとわかります

これまで県教委は一貫して複数回入試を推進する姿勢でしたが
資料を見る限り、その姿勢には変化が見られるようです
入試一本化に向けて舵を切りたいような雰囲気がそこここに感じられるのです

来年度入試から専門学科の前期定員が最大100%になります
これは1回入試の全校実施に向けた布石だとも考えられます

配付資料にある高校長へのアンケート結果を見ると
「前期選抜において特色化選抜の理念が次第に薄れつつある」と答えたのは
公立高校長の55%と半数を超えています

「入学者選抜制度の改善が必要と感じている」と答えたのは公立高校長の96.1%にもなり
そのうち、「どのような改善が必要だと思いますか」という質問に
「1回の入試にする」と答えたのは80.9%に上っています
高校では入試の一本化が待ち望まれているのです

複数回入試は中学校や高校の学習環境に悪影響を及ぼし
受験生に無用な苦痛を多く与えるだけの悪しき制度です
そういう制度が当初の意味を失っているにもかかわらず続けられていることに憤りを感じます
1年でも早く入試は1回だけになってもらいたいと強く願わずにはいられません


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こんにちは、さくらです

前回も書きましたが、先日オフ会を行いました
県船橋高校に在学中のお子さんを持つ方が参加されたので
保護者から見た高校の様子を具体的に聞くことができました

県船橋はここ数年急速に大学実績を向上させています
それは学校側の熱心な取り組みによる結果のようです
面倒見の様子を聞くと、私立高校と錯覚してしまいそうです

以前も書いたことがありますが
県船橋のような地域トップ校でそんな面倒見が必要なのでしょうか
手取り足取りの指導で失うものもあるのではないでしょうか

県船橋高校は進学指導重点校ですから大学実績は大切でしょう
しかし、高校の教育目標は人材育成であって単なる合格実績ではないはずです

一流大学を出てるけど指示してくれないと動けない
そんな人間は今の社会では必要とされていません

先生が旗を振り、生徒は何の疑問も持たずについて行く
そんな高校では明日の地域を支える人材は育たないでしょう

今の県船橋高校を見ていると
東大には2桁受かるようになったけれど
第2の野田総理大臣は出てこないのではないかと思ってしまいます


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「学校教員統計調査」

2011/12/21 Wed 02:12

千葉県教育委員会のホームページに「学校教員統計調査」というものが掲載されています。
これは、幼稚園から高等学校までの先生の性別・年齢構成などをまとめたものです。
「年齢構成の変化」「性別・年齢別分布」などをわかりやすいグラフにまとめてあるので、一見の価値はある(かな?)と思います。

個人的に興味深く思ったのは「高等学校の年齢構成の変化」で、平成22年には「50歳以上」の比率が49.2%にもなっています。
つまり、高校に入学してみると「先生の半分は50歳以上だ!」ということです。
ふつう、上位校になるほど若い先生の比率は減るので(若い先生は指導が大変な下位校にまわされるため)、御三家などは「ジイさんばっかり」という笑えない話になっていそうです。
(学校行事なんて、動ける先生が少なくて成り立たないんじゃないでしょうか)

ちなみに、「30歳未満」は6.1%、「30歳~40歳未満」は7.8%しかいません。
これでは、胸がときめく「あこがれの先生」に出会うことなどは難しいでしょう。
小中学校では若い先生の採用がかなり増えているのですが、高校ではそこまで増えていません。
性別・年齢別教員数のグラフを見ると「笑っちゃう」くらい若者がいないので、受験生がこれを見たら幻滅してしまいそうです。

私が高校の教員になった頃は、すでに採用が少なくなってきていて「数年前なら楽だったのに」と嘆いたものですが、ここまで「いびつ」な年齢構成になっていると高校教育は前途多難だなと思ってしまいます。
県としては、これからどうしていくつもりなのでしょうか・・・。

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こんにちは、さくらです。
今回書く話はフィクションで、すべて私の想像です。
事実にもとづいた話ではありませんのでご注意ください。

先日、進学コラムに「東葛飾中学校」について書きました。
進学コラムは高校受験生に向けたコラムなので、受験生に関係のないことは書くことができず、「書いては消し」の連続で時間がかかったわりにはあのような「あたりさわりのない」ものになってしまいました。

そんなわけで、談話室で「東葛飾中について、その2」です。

千葉県は隣の東京都に比べて公立中高一貫校の導入が遅めでした。
それは、千葉県が公立人気の県であることもあり、導入の必要性を感じていなかった(あまり導入に前向きでなかった)ということもあるのでしょう。
ただ、公立一貫校は全国的な流れ(国のプッシュのせいですが)であり、避けては通れない道でもありましたから、当然、どんな形で導入すべきかは考えていたでしょう。

その後、県千葉に初の県立中学校設置となったわけですが、公立トップ校への設置ということで世間では「千葉県は中高一貫で大学実績を伸ばそうと考えている」と色めき立ちました。
そして、次はまた御三家の一角である東葛飾に2校目の県立中学校です。
その手の話が好きな人たちは思うことでしょう、千葉県は「本気だ!」と。

はたして、そうなのでしょうか。

千葉中学校開設以前、渋谷幕張の台頭に県の担当者が「県立高校はこのままで大丈夫なのか」と危機感を持ち、各上位校に「大学実績の向上」を働きかけたとしても、県千葉高校は授業のやり方をほとんど変えることはなかったでしょう。
「自由すぎる」生徒の行動が学業の妨げになっているのではないかと小言を言っても、県千葉高校の生徒指導が変わることもなかったでしょう。

県千葉高校は県の意向が伝わりにくい学校だったのです。

しかしそれは、伝統校が「伝統を守っていくため」には必要なことです。
各高校がそれぞれの意志で学校を運営していくことで、それぞれの「特徴」や「独自性」が維持されるのです。

ところがそれは、時に県との軋轢を生みます。
県千葉は県の指示に従わない「困った学校だ」と。

そんなとき、「どこに公立一貫校を設置するか」という議題が上がってきます。
県立中学校は言うまでもなく「県主導によるプロジェクト」です。
学校の運営には県の意向が強く反映されるでしょう。

そこで誰かがこう言います。
「言うことを聞かない学校を一貫校にしてしまえば、県の意のままに操れるようになるのではないか」
・・・頭のいい人はいるものです。

高校は県の指示に従わなくても、中学校は県の意向に添って運営されます。
高校の先生は言うことを聞かなくても、中学校の生徒は意図した方向に育成できますから、やがて高校も中から変えていくことができるでしょう。

県立中学校はいわば「県の出先機関」「県の大使館」です。
中学校の中は「治外法権」状態で、何でも県の意のままに動かすことができます。
高校にとって公立中高一貫校とは、黒船が持ってきた「不平等条約」のようなものでしょう(笑)。

県千葉高校では、今春、千葉中学校からの進学者を初めて受け入れました。
そのことで県千葉高校がどう変わっていくのか、結果はまだわかりませんが、県は成果を感じているのでしょう。
なぜって、もう一つの「目の上のたんこぶ」(こっちが「本丸」と言ってもよいかもしれません)東葛飾高校にも同じ方法で黒船を送り込んできたのですから。

辺境の東葛飾は難敵とみたのか、「中高一貫校」だけでなく「医歯薬コース」までつけてきました。
「山陽から羽柴、山陰からは明智」というくらいの盤石な布陣です。
事前に通告があったのかどうかは知りませんが、東葛飾高校では「上を下への大騒ぎ」だったでしょう。

さて、東葛飾高校はこの「黒船到来」にどう対処するのでしょう。
東葛飾高校に維新は来るのでしょうか。


しつこいようですが、今回の話はまったくの「フィクション」です。

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